横山ノック追笑落語会~おもろい男のおもろい話~

2025年5月8日(木)、大阪の天満天神繁昌亭で「横山ノック追笑落語会~おもろい男のおもろい話~」に行ってきました。
いやぁ〜2時間てんこ盛りでした。そういえば昔、隼天虎守って芸人さんいたなぁ〜屋号が「隼」だから「モーレツしごき教室」に出てた隼ジュンさんの一門だったのかな?・・・それはともかく、お笑い大好きなおっさん、初の繁昌亭という事でブログ久しぶりの更新です。

今回の場所、天満天神繁昌亭はまさに大阪天満宮のお膝元にあります。南森町には私が大阪に出てきて初めて、この業界で仕事した思い出の地。今はどうか解りませんがデザイン系の事務所が多い場所でした。ですので私の人生のキーポイントになった場所。少し早い目に到着したのと久しぶりに来たということで、お賽銭を少し弾んでお参りしてまいりました。

午後6時開演で開演前から繁昌亭の前には多くの人。まあ年齢層は高かったので私はこの中では若手だなって思いましたが、お参りしている間に開門。はじめての繁昌亭でワクワク。事前にチケットを購入して場所は2階の最前列、一番右の場所。2階へ上がる階段を探してる途中で、鈍臭いことに入り口でいただいたチラシを下に落としてウロウロと。そしたら拾うのを手伝っていただいたのが出演者の桂坊枝さんでした。「やばっ!」って感じでしたがラッキー。小さな声で片言しかお話しできませんでしたが、坊枝師匠、ありがとうございました。ちなみに坊枝師匠は7月27日に「天下の台所 大起水産 八軒家浜 まぐろスタジアム」で、9月30日、10月1日に「天満天神繁昌亭」で落語会がありませ。ぜひお越しください!

はじめての繁昌亭で最初に観覧する席は2階最前列。壁にもたれながら上から下を見下ろす形で、だけと通路には遠いので人が来たら簡単には出られない場所。なんだかザ・ぼんちのおさむちゃんじゃないけど、じっとできないで飛び上がるんじゃないか、2階から飛び降りるんじゃないか、みたいな感情を抑えつつ6時半の開演スタート。

まずはノックさんのお弟子さん、高井ギャラさんのご挨拶。さらに今回のイベントの発案者である横山プリンさんの挨拶でスタート。横山プリンさん、はじめて見ましたが、実はこのイベントを知ったのは桂小文枝さんのYouTubeで、それがあっての現在地なので「この人が横山やすしさんの元相方かぁ」なんて思いながら、お話を聞いておりました。なんでも会場には横山ノックさんの親族や一門、関係者が多く来ていたそうです。会場は1階は満席、2階はほぼ満席状態でしたがプリンさん手売りしたんかな? 

挨拶の後に出てきたのは桂坊枝さん。坊枝師匠はたかじんさんの番組で何度か観た記憶があるのですが芸歴42年? だとか。大ベテランが前座に出てくるという凄いイベント。それで言うと普段の切符よりも500円ほど高い値段設定だったそうで、前座で坊枝師匠とは、まさに豪華さを物語っています。お題は「時うどん」で熱演でした。

桂坊枝さんは番組最後まで色々な場面に登場します。いわば今回の落語会の縁の下の力持ち。そんな印象でしたが、やはり凄い! 落語はもちろんですが、この後に出てくる河内音頭のあいのてから、トークコーナーの間延びしないためのトークまわし、お客様への対応など含めて、やっぱり凄いなって今回のイベントで一番印象に強く残りました。

桂坊枝さん次はプログラムになかった飛び入りで桂文福さんの河内音頭。横山ノックさんをお題にした河内音頭でした。文福さんも観たかった人のひとり。テレビに出てた頃はなぜか小枝さんとコンビが多かった印象だけど、途中で吉本をやめてからは個人事務所で頑張っておられます。今回は河内音頭でしたが、次回はぜひ相撲甚句を聴きたいな。

前半の最後は桂小文枝さん。私が生で観たかった内の一人です。「プロポーズ大作戦」でピエロの様な柄の帽子にオーバーオール、なんか子供心に好きだった芸人さんに一人でしたが、やっと生で観ることができました。お題は「孝行糖」。もちろん、きん枝さん・・・じゃなく小文枝師匠の落語は初めてですが、よくテレビで、ざこばさんとかボタンさんに落語を馬鹿にされていたので「どんなかな〜」って。しかし小文枝さん持ってはるわ! 舞台袖に置いてあった横山ノックのポスターがイーゼルから落ちるハプニング! なんかノックさん、袖で観てたんちゃうかなと思うぐらいの絶妙のタイミングでハプニングがあり中断する場面。なんかそこが凄く印象に残っています。

少し順番は定かではありませんが休憩をはさんで、後半はこれまた飛び入りで亜空亜SHINさんのマジックショー。マジックなんて子供の時に観て以来かも。その時は初代の引田天功さんでしたが、見ることはないと思っていたマジックを再びみることができて感激でした。少し上からなのでネタバレ見れるかと思ったけど無理でした(笑)

その後にトークコーナーだったと思います。ここではプリンさん、坊枝さん、小文枝さんに月亭八方さんと何と青芝フックさんも登場。生でフックさんまで観れるなんて!! 5人でノックさんを偲びつつ面白いトーク、はじめて聞く話など盛りだくさんでした。個人的な希望で言うと、もう少しフックさんの話、漫画トリオの時代の話、ノックさんと上岡龍太郎さんの話を聞きたかったかな。

トークコーナーが終わりトリで飾るのは月亭八方さん。「応挙の幽霊」の熱演でした。まくらでノックさんの良い話をされてたのが印象的。前に「ねずみ」を聞いた時も思ったのですが、ちょいちょい阪神のネタを入れたりしておもろかったな〜。落語初心者の私でも楽しめる雰囲気を作るのはベテランというか、前も言いましたが若い人の落語ではなく、ある程度の年齢と経験がないと落語って重みというか空気感というか、そういうものがジワジワと出てこない芸なのかもしれないですね。なので今回の坊枝さん、小文枝さん、八方さん、全て良かったな〜幸せな時間でした。

そんなこんなで2時間の番組は終了。最後に撮影タイムと大阪締め、わたし実はこれも初めてでドキドキしながら手拍子したのですが、「打ちまーしょ!」の掛け声の後に2回手をたたき、「もひとつせぇー!」2回手をたたき、「祝うてさん三度」でパパン、パンと3回手をたたく。まさに上方文化に肌で触れた2時間でした。